外国為替とFXと円金融左近からくり変化の章 読み:さこんからくりへんげのしょう 深見 潤一郎(ふかみ じゅんいちろう) 声:石森達幸 左近の祖父・橘左衛門の古い友人。腕の良い人形細工師だが、年のせいか物忘れが激しくなっている。 故障した右近の修理を引き受けていた。 深見 小夜子(ふかみ さよこ) 声:西村ちなみ 潤一郎の孫娘。幼い頃に両親を失っているが、元気でお転婆な性格の持ち主。 飼い猫のリリスを可愛がっている。 潤一郎の秘書・青木に対しては、序盤では不信感を抱き、彼を避けていたが、アニメ版では、始めから実の娘のように懐いている。 青木 秋彦(あおき あきひこ) 声:田中正彦 潤一郎の秘書で、深見家の雑務もこなしている。顔を包帯で巻いた不気味な容姿をしているが、人当たりの良い、穏やかで優しい男性。 火事で一人娘を失っており、小夜子を娘のように可愛がっている。 岸川 肇(きしかわ はじめ) 声:天田益男 潤一郎の一番弟子。だが、実力は二番弟子の速見には及ばず、彼とは犬猿の仲となっている。 速見 忠雄(はやみ ただお) 声:石井康嗣 潤一郎の二番弟子。人形細工師としての腕前は高く、潤一郎から蔵を改造した専用の仕事場を与えられている程。 しかしながら、酒癖が悪く、口も悪いため、兄弟子の岸川との仲は悪い。 原作では名前のみの登場で、姿は現していない。 吉田 保(よしだ たもつ) 声:陶山章央 潤一郎の末弟子。岸川や速見とは異なり、おっとりとした性格をしている。 一方で、事件に深入りする左近に「好奇心が猫を殺す」という皮肉めいた忠告(アニメでは白石恵子の発言)を残すなど奇妙な一面も持つ。 アニメ 家政婦の白石恵子に思いを寄せており、幾度も彼女を振り向かせようと口説いているが、あまり相手にされていない。 事件を受け、恵子を守ろうと駆け落ちしようと考えていたが… 白石 恵子(しらいし けいこ) 声:引田有美 深見家の家政婦。速見忠雄とは恋人関係にある。 アニメ 些細な事ですぐ感情的になってしまう女性として描かれている。過去にこの事件をが起こるきっかけを持つ。 [編集] 信州百狐血雨地獄 読み:しんしゅうびゃっこちさめじごく 秋月 宗史郎(あきづき そうしろう) 声:藤本譲 信州の旧家・秋月家の主である資産家。古典芸能や古美術を道楽としており、趣味でコレクションをしている。 秋月 二葉(あきづき ふたば) 声:田中敦子 秋月家の長女。しっかり者の女性で、妹達の母親代わりも務めている。好きな男性がいたが、菊池久志が親の決めた婚約者となっている。 秋月 三佳(あきづき みか) 声:鶴野恭子 秋月家の次女。三姉妹の中では派手な外見をしている。少々わがままな性格だが、根は素直。 アニメ 兄・恭一に彼が失踪する前に「百狐」で切り付けられており、恭一が起こしたとされる辻斬り事件で秋月家が周囲から白い目で見られてきた事もあって、恭一に対してはあまり良い感情を抱いていない。 秋月 四帆(あきづき しほ) 声:丹下桜 秋月家の三女。ボーイッシュで口が悪いが、純朴な少女。 恭一とは兄妹の中では一番仲が良く、よく遊んで貰っていたため、彼の無実を信じ続けている。 原作・アニメ共に、最終章に再登場する。 一人称は「オレ」(原作では「あたし」だったが、後の『浪速写真師聖書地獄』では「オレ」に変わっている)。 原作では、この章で起こった事件を左近が解決した後、『浪速写真師聖書地獄』にて、東京の学校に通うために上京した時に、左近の家の近所に引っ越してきた。アニメと違い、初対面の薫子には半ば喧嘩腰な姿勢をとっていた。また、ドラマCDでは女子高に通っている。 沖 克己(おき かつみ) 声:大塚明夫 宗史郎のコレクションの中の「百狐」を妖刀「村正」と鑑定した古美術商。 身体が大きく、男気もある事から、秋月家の人々から信頼されている。 菊池 久志(きくち ひさし) 声:内田直哉 銀行員を務める二葉の婚約者。しかし、臆病でプライドが高い性格からか、二葉にはあまり相手にされていない。 吉田 憲二(よしだ けんじ) 声:細井治 村の巡査。恭一の事で何かと落ち着かない秋月家を心配している。 四帆が見ていたビデオに、彼と思しき男性が二葉と寄り添う姿が映っている事から、二葉の思い人ではないかと推察される。 秋月 恭一(あきづき きょういち) 声:植村喜八郎 秋月家の長男で、二葉・三佳・四帆の兄。一年前に「百狐(村正)」を持ち出し、失踪してしまった。そのため、その直後に起こった辻斬り事件の犯人とされている。 [編集] 埃及大王呪術地獄 読み:えじぷとふぁらおのろいのじごく 如月 一徹(きさらぎ いってつ) 声:阪脩 左近の小学校時代の先生で、いじめられていた彼に人形遣いである事の自信を持たせ、その道を進む事を後押しした恩師でもある。 長年の夢を叶えるべく、教師を退職し、現在は蘭王博物館の事務長を務めている。 結城 麻里(ゆうき まり) 声:鈴鹿千春 蘭王博物館の現館長。次々と企画を考えては、歴史があっても地味だった博物館を盛り立てていたやり手の才女。 しかし、昔からいた職員を辞めさせては、自分の気に入った人間を起用したり、前館長時代にあった古美術を売り払って新しい品物を購入したりと、強引な手段も厭わなかったため、前館長の理念に共感する如月とは事あるごとに対立していた。 一色 星治(いっしき せいじ) 声:塩沢兼人 蘭王博物館の副館長で、かつては結城麻里の上司だった。計算高く冷淡な性格で、無神経且つ皮肉めいた言動が多い。 そのためか、如月との折り合いは悪い。 高橋 佳恵(たかはし よしえ) 声:佐々木優子 結城麻里に引き抜かれ、蘭王博物館で彼女の秘書として働いている女性。原作とアニメとでは扱いが異なる。 アニメ 穏やかな性格で、少々おっちょこちょいな女性として描かれている。また、勤務中はコンタクトレンズを着けているが、自宅では眼鏡を着用している。密かに一色星治と交際し、半同棲している関係にある。犯人のトリックに気づき、博物館に呼び出し、自首を勧めるものの、博物館にあった像で殺されてしまう。尚、原作では一色との交際や殺されるといった描写はない。 浜田 浩一郎(はまだ こういちろう) 声:島田敏 蘭王博物館の事務員で、如月同様、前館長の時から務める古株。 アニメ 既婚者で、子供もいる。 田所 学(たどころ まなぶ) 声:小室正幸 アニメオリジナルの登場人物で、蘭王博物館の警備主任。結城との間に起こったトラブルで足を怪我している。 [編集] アニメオリジナル話 [編集] 薪能薫悲恋情 読み:たきぎのうかおるひれんのなさけ 九条 秀明(くじょう しゅうめい) 声:大木民夫 能楽九条流家元。芸の事には厳しい頑固な性格で、流派を守るためには手段を選ばない。左衛門とは知り合いだが、薫子と直人の見合いの事は知らなかった。 九条 直人(くじょう なおと) 声:速水奨 マスコミからの注目も熱い能楽界の若手実力派で、薫子の見合い相手。 幼い頃に両親を亡くし、6歳の時に九条家に入った。穏やかで人の良い性格の持ち主。 九条 孝栄(くじょう こうえい) 声:小杉十郎太 秀明の長男にして九条流の後継者。しかし、能楽の才能には恵まれず、天才肌の義弟・英名の存在もあって、酒とギャンブルに溺れた生活を送っている。 九条 英名(くじょう えいめい) 声:結城比呂 秀明の次男だが、彼の妻以外の女性との間に生まれた子で、孝栄とは異母兄弟の関係にあたる。 父親譲りの天才的な能楽の才能を持ち、その実力は直人に勝るとも劣らないとされる程。おっとりした控え目な青年。 幼少時に、九条流を存続させたい秀明によって母親から無理矢理引き離されている。その後、彼の母親は、理不尽な理由で息子を奪われた抗議として能舞台の上で自殺した。 九条 明紀(くじょう あき) 声:伊藤美紀 秀明の姪。かつて直人とは、秀明が決めた婚約者の関係にあったが、直人の意思により婚約解消となった。 しかし、直人の事が未だに忘れられず、彼の見合い相手としてやって来た薫子を敵視している。 坪田 孝明(つぼた たかあき) 声:八木光生 九条家に40年仕えている執事。そのため、九条家の内情には詳しい。人当たりの良い性格だが、うっかり口を滑らせてしまう事もしばしばある。 [編集] 奥飛騨幽霊奇譚 西村 星江(にしむら ほしえ) 声:久川綾 西村月子の妹。姉思いの優しい女性で、姉の自殺を不審に思っている。月子が起こしたとされる医療ミスの件で、沼田から度々金銭をせびられている。 高山祭で猿ぼぼを売る露店を開いている時に左近達と知り合った。 西村 月子(にしむら つきこ) 声:山崎和佳奈 星江の姉。寺尾病院で看護婦として働いていたが、看護ミスで婚約者であった沼田の姉を死なせてしまう。その責任をとって谷川で投身自殺をしてしまうが、買い物等でもいちいちメモをとる程慎重派なしっかり者であるため、星江は彼女の自殺に不審を抱いている。 月子の死後、近所の神社では彼女の姿を見た者が続出するなど幽霊騒ぎが起こっている。 沼田 満(ぬまた みつる) 日経225 声:関俊彦 月子の婚約者。両親を早くに亡くし、姉・京子と2人で苦労して生きてきたが、半年前に医療ミスで京子をも失ってしまう。 それ以来、すっかり人が変わってしまい、荒れた生活を送っている。 寺尾 剛造(てらお ごうぞう) 声:渡部猛 寺尾病院の院長。からくり人形を作るのが趣味で、人形作りのための作業場も所有している。 左近の祖父・左衛門の古くからの友人で、からくり屋台の取材に来た左近達に宿泊場所を提供した。 高山市の市長選挙に立候補しようとしているが、裏では何かを抱えている。 小林 利夫(こばやし としお) 声:中田譲治 寺尾病院の副院長で、寺尾剛造の娘婿。高山祭の名物・からくり屋台の保存会の役員も務めている。 寺尾同様に、裏で何かを抱えているらしいが…。 くりっく365 [編集] 恋花時雨咲乱舞 読み:こいばなしぐれざきらんぶ アニメにおける最終章。橘家を巡る因縁の物語が描かれる。 橘 二衛門(たちばな にえもん) 声:小山武宏 左衛門の弟。常に厳しい態度を崩さないが、その内には優しさを秘めている。 橘 智則(たちばな とものり) 声:相沢正輝 二衛門の息子。二衛門からは半人前扱いされている。とある事をきっかけに、左近に対しぞんざいな態度をとるようになる。 時雨崎 綾乃(しぐれざき あやの) CFD 声:井上喜久子 人形の髪結いを仕事としている女性。幼い頃に両親を失い、時雨崎家に養子として引き取られた。 左近とも顔見知りの間柄。 篠崎 琢巳(しのざき たくみ) 声:子安武人 左衛門の弟子で、左近とも親しい人形遣い。時雨崎綾乃の婚約者でもある。 橘 流(たちばな ながれ) 声:田中秀幸 左近の父親で、左衛門の娘婿。左衛門の後を継ぐ事になり、その継承演目として『恋花時雨咲乱舞』を演じる予定だったが、10年前に服毒自殺してしまった。 [編集] アニメ未放映話 [編集] 浪速写真師聖書地獄FX 読み:なにわしゃしんしばいぶるじごく 原作における最終章。 藤田 善吉(ふじた ぜんきち) 新進気鋭の報道カメラマン。通称「藤吉(ふじよし)」。戦場カメラマンだった父親の影響を受け、世界一のカメラマンを目指してアルバイトをしながら写真学校に通っていた。左近のゴシップ写真を撮ろうとして四帆に成敗されたた事をきっかけに彼らと親しくなるが、麻薬取引の現場を撮影した事で、犯人に殺されてしまう。 アニメ版では上記の話は存在せず、ほぼオリジナルキャラクターとして描かれている。アニメ版の藤田善吉についての詳細は主要人物の項を参照。 伊達 一樹(だて かずき) 法務大臣の父と、旧財閥系名家出身の母を持つ、正真正銘の「プリンス」。しかし、裏では、父親の力をバックに、持ち前の頭脳と度胸の良さで街の不良達を従え、本物のやくざですら一目置く「夜のプリンス」というもう一つの顔を持つ。不良達を使い、「スマイル」という麻薬ドラッグを街に流通させていた。 [編集] 夕焼空一人遣之章外国為替 読み:ゆうやけぞらひとりづかいのしょう 単行本未収録の読切。文庫版第3巻に収録されている。 おいちゃん 左衛門と同門の人形遣いで、相棒の人形「ナナシ」を遣って人形芝居をしながら全国を放浪している。 誰も彼の本名を知らないので、知人からは「おいちゃん」と呼ばれている。 左近が右近と話せるようになったきっかけを作った人物で、後の彼に強い影響を与えた。 [編集] ドラマCD話 [編集] 屋根裏部屋の悪夢 [編集] あだしが原心中鴉地獄 アニメ放映前に製作されたドラマCD。原案は原作者の写楽麿。 前述の通り、主要人物のキャストはアニメ版と異なっている。 [編集] 夢話悲恋幻想奇譚 読み:ゆめばなしひれんげんそうきたん 原題は『夢話悲恋幻想奇譚 人形草紙あやつり左近 異聞』。原作のみのアニメ未放映話だったが、後にドラマCD化され、ジャンプ ジェイ ブックスでも書き下ろしとして小説化されている。CDドラマは、オリジナル・ドラマ・アルバムT「異聞 夢話悲恋幻想奇譚」に収録されている。 小泉 春香(こいずみ はるか) 声:内川藍維 右近を作ったとされる明治時代の女性。左近が右近が作られたとされる繰人村(くりびとむら)の近くの森で出会った。年齢は20歳前後だが、代々続く人形職人の家に生まれ、先代の卯之助であった父を亡くした後は、三代目卯之助を襲名している。箱入り娘として育てられたのか、世間知らずな一面がある。 父が村人のために負った借金を抱え込んでおり、没落の危機に瀕している。 倫介(りんすけ) 声:くまいもとこ 春香の幼馴染で、彼女の家で使用人として働いている少年。風貌や性格は右近そっくりで、推理に悩む左近をまるで右近のように助ける。 とある事情から殺人犯として追われている。 小説では、10年前の洪水で家や家族を失い、身寄りのない所を先代の卯之助に引き取られた事が明かされており、それに対する恩義から、春香を立派な人形師にしたいと思っている。しかしながら、それは建前で、本心は春香への想いが強い。 春香を庇い殺されるが、その髪の毛は春香によって人形の毛へと使われる。それが右近人形である。 黒川 弦之助(くろかわ げんのすけ) 繰人村で金融業を営む男。元は先代の卯之助の元で働いていた人形師だったが、数年前に職替えして金貸しとなり、高い利子で暴利を得ていた。 飢饉の年に、先代の卯之助が村の長として村人達のために借りた借金の返済を春香に迫っていた。 轟 遊介(とどろき ゆうすけ) 黒川の用心棒を務めている警察署長。金貸しという職業上、敵の多い黒川の毒見役も兼ねている。 殺人犯として逃走した倫介の行方を追っている。 |